■剣道の極意
剣道といえば日本を代表する武道です。
柔道、空手道、合気道などと並ぶ存在として広く知られていますが、他の武道に比べ、かなり異質な印象もあります。
竹刀という武器を使う、重い防具を身につける。
そして袴を着用する、などです。
それらはかつて日本に存在していた「武士道」との結びつきを強く感じさせます。
一瞬のスキが命取りになる緊張感、試合会場のピンと張り詰めた空気も独特ものです。
ある意味武道というイメージがもっとも強い競技ともいえるでしょう。
そんな剣道の道具はさまざまな種類があります。
上半身の稽古着、下半身の袴はもちろん、顔を覆う「面」、胴を覆う「胴」、下半身を覆う「垂れ」、腕を覆う「小手」の防具。そして竹刀。
これらを正しく見につけ、使いこなすことができることが剣道を行なううえの前提条件になります。
日ごろの鍛錬を実践に試す大会も数多く実施されています。
国体や全日本剣道選手権大会、全日本女子剣道選手権大会などの全国規模の大会から、各地方で行なわれる市民レベルの大会まで。
多くの剣士たちが参加し、しのぎを削っています。
もともと明治時代、武士階級の廃止による剣術の廃れを懸念するところから始まった剣道。
そこには技術だけでなく、精神面の充実も求められています。日ごろの稽古や試合を通して礼儀やマナーを学ぶことができる。
この点にも剣道という競技の魅力があるのでしょう。