武道の中でもとりわけ揃える道具が多いのが剣道です。剣道具一式を揃えることが剣道をはじめる第一歩といえるでしょう。
剣道の道具といえばまず剣道着。剣道では袴を着用します。上半身は「稽古着」です。それから防具の数々。頭部を保護する「面」、胴体を保護する「胴」、下半身を保護する「垂れ」、腕を保護する「籠手」があります。
袴には「襟」「袖」「身頃」「胸紐」「腰板」といったさまざまな部分ごとの名称がついています。着用する際にはこれらの名称をある程度覚えておく必要があります。
防具にはそれぞれ各部分ごとに細かい名称がつけられており、「面」なら前面を覆う金具の部分が「面金」、顎を保護する部分が「突き垂」、左右に垂れる部分が「角皮あて」、頭部全体を覆うのが「面ぶとん」など。「胴」なら下部の胴を覆う部分が「胴台」、上部の胸を覆う部分が「胴胸」など。「垂れ」は下に垂れる「大紐」、胴に渡す「前紐」など。「籠手」では拳を保護する「小手頭」、手首の柔軟性を維持する「筒」、籠手を保護する「小手紐」などです。
それから竹刀。これを手にしてはじめて剣道をする、という気分を味わうことができるのではないでしょうか。
これら剣道の道具をひとりできちんと見につけられるか。剣道はそこから始まるといってもいいでしょう。そのためには道具の種類や名称をしっかり把握することが欠かせません。練習を重ねながら身につけていきたいところです。